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2010年09月 アーカイブ

テニスの上達法 5

私は、クレーマーがウォーム・アップでひとつもミスをしなかったのを、何度か目撃しています。


あなたがクレーマーの対戦相手だったとしたら、それを見て何を想像するでしょう。


自分は面にボールを当てることで必死なのに、彼はミスをする気配さえないのです。


クレーマー自身、ウォーム・アップ中に安定したボールを返球することで、どれだけ相手にプレッシャーをかけているかを知っていました。


しかし、それ以上に彼の最大の目標は、いかに早く試合のプレッシャーに順応するかということでした。


彼はウォーム・アップ中にできるだけ自分にプレッシャーをかけることに心がけ、そうすることで試合中にかかってくる本当のプレッシャーにすぐ順応できるようにしたわけです。


クレーマーのウォーム・アップに対するアプローチは非常に合理的ですが、彼を見本にしている人たちが非常に少ないことに私は驚いています。


クラブ・テニスで見かけるほとんどプレイヤーたちは、リラックスしながら涼し気にウォーム・アップをしていますが、いざ試合が始まると突然自分のストロークを失ってしまいます。


これは、ただボールを打っている時よりも、ひとつひとつのポイントがかかっている場合のほうがプレッシャーが大きいからなのです。


この理由でも、ウォーム・アップ中に自分にプレッシャーをかける練習が必要なのです。

テニスの上達法 6

自分にプレッシャーをかけるということは、さほどむずかしいことではありません。


第1にウォーム・アップ中にボールをツー・バウンドで打ったりする症候群に陥らないこと。


第2に、ボールが少しそれたからといって見送らないこと。


遠くでもボールを追いかけて、ボレーやハーフ・ボレーで相手コートに深く返球できるかやってみることです。

ウォーム・アップの時に考えなければならないもうひとつのことは、ボールの深さです。


ケン・ローズウォールは、ウォーム・アップ中にボールを深く打てれば打てるほど、試合中のプレッシャーがかかった場面においても、浅いボールを打つ確率を低くすることができる、というセオリーを持っています。


相手と実力が互角の時は、つい浅いボールを打ってしまいがちですが、こういった状況も考えた上でォーム・アップをすべきであるということです。


私も、このケンの考え方は正しいと思っています。


つまり、そのためにはすべてのショットに目的を持つことが重要なのです。


もっと具体的にいえぱ、べースラインで打っている時と同じショットを続けて打てるように努力することです。


フォアハンドのクロス、フォアハンドのダウン・ザ・ラインを何本かやり、同じパターンでバックハンドも打てるようにするといったように・・・。


そして、スマッシュの練習も忘れてはなりません。

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