テニスの上達法 7
ウォーム・アップの時に、「まだ自分のものにしていないから・・・」という理由でスマッシュを打たないプレイヤーも見かけますが、練習をしないで、どうやって自分のものにできるのでしょう。
そのショットを打たずに、そのショットの打ち方は覚えられないのです。
しかし、ひとつだけ気をつけなければならないのは、あなたが出場しようとする大会の見知らぬ対戦者に自分の弱点をさらけだすことになってしまう場合です。
もし、あなたのスマッシュがシャフトで打ったりあらぬ方向に飛んでいったりしてるのであれば、"ぼくは内角のカープが打てないから、そこには投げないでくれ"と相手のピッチャーに哀願する打者のようなものだからです。
しかし逆に、相手のスマッシュがどういうものであるのかを探りたいなら、ボレーの練習中、相手の意志に関係なく2~3球ロブを上げてみることです。
もし彼が何もせずにただボールの行方を見ているだけなら、彼のスマッシュの実力はそれほどでもないでしょう。
また、ウォーム・アップ中に相手が一向にネットに出て来ない場合は、彼はボレーが苦手である可能性が強いといえます。
ウォーム・アップをたんに身体をほぐすための数分間として考えてはいけません。
自分のストロークをスムーズにし、メンタルなプレッシャーに自分を順応させ、そして、相手の攻めてくる方法にどう対処するかを見つけ出すことです。
肝心なのは、もしウォーム・アップ中に自分の得意なショットが見つからなければ、試合が始まっても見つけることはできないということなのです。