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2010年10月 アーカイブ

テニスの上達法 7

ウォーム・アップの時に、「まだ自分のものにしていないから・・・」という理由でスマッシュを打たないプレイヤーも見かけますが、練習をしないで、どうやって自分のものにできるのでしょう。


そのショットを打たずに、そのショットの打ち方は覚えられないのです。


しかし、ひとつだけ気をつけなければならないのは、あなたが出場しようとする大会の見知らぬ対戦者に自分の弱点をさらけだすことになってしまう場合です。


もし、あなたのスマッシュがシャフトで打ったりあらぬ方向に飛んでいったりしてるのであれば、"ぼくは内角のカープが打てないから、そこには投げないでくれ"と相手のピッチャーに哀願する打者のようなものだからです。


しかし逆に、相手のスマッシュがどういうものであるのかを探りたいなら、ボレーの練習中、相手の意志に関係なく2~3球ロブを上げてみることです。


もし彼が何もせずにただボールの行方を見ているだけなら、彼のスマッシュの実力はそれほどでもないでしょう。


また、ウォーム・アップ中に相手が一向にネットに出て来ない場合は、彼はボレーが苦手である可能性が強いといえます。


ウォーム・アップをたんに身体をほぐすための数分間として考えてはいけません。


自分のストロークをスムーズにし、メンタルなプレッシャーに自分を順応させ、そして、相手の攻めてくる方法にどう対処するかを見つけ出すことです。


肝心なのは、もしウォーム・アップ中に自分の得意なショットが見つからなければ、試合が始まっても見つけることはできないということなのです。

テニスの上達法 8

ほとんどすべてのスポーツ競技の中で、偵察活動が確立した習慣であるにもかかわらず、テニスの戦略の中でとても小さな部分でしかないことに私は驚いています。


プレイヤーたちが、偵察活動という考え方に気まずさを感じているからでしょう。


"スパイ行為"などという形で受け取め、テニスのエチケットに反していると考えているのです。


また、他のプレイヤーたちは、恐れから偵察活動を敬遠しています。


彼らは、もし偵察する相手が、強いプレイヤーであれば、事前にそれを知りたくないと考えているのです。

ちょうど、医者へ行き、なにか問題があった時明らかにされるのが怖くて、医者へ行けない人たちを思い出させます。


しかし本当の偵察とは、そのプレイヤーと対戦して、勝つチャンスが真に増すための情報を集めるということです。


その情報とは、特定の試合に臨むさい精神的に準備することを可能にし、あなたが勝つため何をしなければならないかを、すでに脳にプログラムしていなければならないということです。


でも私はここであなたにひとつひとつの試合に臨むさい、手のこんだゲーム・プランを練るという考えで、偵察を提案しているのではありません。


私が言いたいのは、自分自身が一定の状況の中で、一定のことができるようにあらかじめプログラムするということです。

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